城下町散策
郡山城跡
 かつて柳沢十五万石の城下町として繁栄したそのおもかげを、今に伝える郡山城跡。すでに城館は姿を消しているものの苔むした石垣や周囲の状況は、さすが筒井順慶の手になるものとうなずける。
 城砦の形から別名犬伏城と呼ばれ、四百年前の築城である。築城当時、その石材を奈良周辺より運ばせたため、石垣の中には、石仏が刻み込まれたものもあり、石造美術の愛好者が、今もこの城跡を訪れている。
 現在では、大和郡山市の市民広場的な機能を果たし、とりわけ四月には、満開の桜の下で繰り広げられる「お城祭り」が開催される。県内外からも大勢の見物客がやってきてにぎわうが、もともと、石垣に組み込まれた石仏をまつるために行われたものである。 本丸跡には柳沢吉保をまつる柳沢神社があり、最近、追手門・隅櫓なども新しく復元され、城跡に一段と風格を添えている。
柳沢文庫(Yanagisawa library
 歴代藩主自筆の書籍、絵画をはじめ数々の貴重な文化遺産を収蔵しています。
逆さ地蔵(Sakasa-Jizo
 豊臣秀長が城を増築する際、周辺の寺院から石をかき集め天守台北面に逆さに積み込んだものです。
永慶寺山門(The main gate of Eikeiji temple
 郡山城主柳沢家の菩提寺で、柳沢吉里が甲府から国替えの際、当地に遺跡したものです。
大納言塚(Dainagon mound
 豊臣秀吉の異父弟、大和郡山百万石の城主、大納言秀長の墓所。
春岳院(Syungakuin temple
 大納言豊臣秀長の肖像画や箱本制度の資料文献が残されています。
源九郎稲荷神社(Genkuro inari shrine
 古くは三大稲荷のひとつで、源義経の生涯を守護した功で、この名があります。
箱本館「紺屋」(Hakomotokan-konnya
 「箱本十三町」として栄えた紺屋町の江戸時代(明和年間)の町屋を修復し、藍染めの道具や金魚コレクションを展示しています。また、藍染め体験もできます。
外堀公園(Moat park
 郡山城跡の外堀の一部を公園化したものです。
西市跡
 平城京の遺跡として東市(奈良市)と共に都城内に設けられた日本最初の官営の市場があったと推定されます。
★写真及び文章は、
 ・大和郡山市役所商工観光課(0743-53-1151)
 ・大和郡山市観光協会(0743-52-2010)
から発行されている観光パンフレットより掲載させていただきました。